ぷら用カンナ改(アラタメ)
- 取扱説明書 -
はじめに
本製品は刃物です。
お取り扱いには十分ご注意くださいますようお願いいたします。
手を切る恐れがあるため、刃の取り替えはできません、ご了承ください。
カンナ掛け専用の工具となっております。
切断などのカンナ掛けと異なる使用は、工具の破損や怪我の恐れがございますのでお控えください。





視認性が上がりました。
- 本製品の特徴
-
-
刃先がより見えるようにグリップ部を改善、延長しました。
刃の形状に厚み分本体を掘りこんでおり、刃基や刃先をしっかりホールドしています。
それにより、ハンドリングとグリッピングが向上し、様々な持ち方にも対応しました。
最大の特徴の約40㎜の刃幅が、優れた表面処理能力で塗装前の下地づくりに威力を発揮します。
- カンナ掛けとは
-
模型製作において塗装の下地作りは重要な工程です。
昨今のプラモデルは材料がよくなっており、ニッパーだけで組み立てられるものが多いですが、
「合わせ目箇所を目立たなくする」「ヒケの処理」「ゲート跡」など処理する工程は沢山あります。
複数の番手で長時間ヤスリ掛けをしたり、デザインナイフでカンナ掛けをすると刃のビビりが悪影響し逆に傷がついてしまったり、細部や入り組んだところや裏側などは処理が難しかったり。
ヤスリ掛け・カンナ掛けの作業にはこのような悩みが多くつきまといます。
ぷら用カンナシリーズはカンナ掛けがしやすく、下地処理の時短に繋がります。
ご使用方法
-
- 刃の当て方
-
-
-
カンナ掛けしたい面に対して、本体刃物をほぼ垂直にあてます。
-
-
-
刃を当てたまま図の様に 15°~20° 程傾けます。
-
-
-
傾けた状態で手前から奥に、刃を撫でつける様にスライドさせます。
普段デザインナイフでカンナ掛けをする時よりも2倍のスピードでも、刃飛びやビビりでパーツを傷つけずにカンナ掛けできます。
※広い面を処理する際は面の端(エッジ)に向かってカンナ掛けしてください。
-
- テクニカルガイド
-
本セットは刃先に角度が付いており、表面処理以外でも工作(プラ板工作やスクラッチ)に役立つ機能が含まれております。
・段落ちディテールへの工作
・表面処理後の既存スジ掘りディテールの掘り起こし
・円筒形パーツの内側のバリ取り
・Rが付いたエッジ部の薄化加工
などのデザインナイフやカッターナイフでは手間と時間と根気がいる作業が時短で練習いらずで行えます。
-
- さいごに
-
商品の使用上で不明な点などありましたら、下記までお問い合わせください。
販売製造元 : HEMI × IPD
公式通販サイト : https://hemi-ipd.raku-uru.jp/